ヤマザキのブログ

クラリネット奏者のヤマザキのブログです。クラリネットのあれこれについて書いてます。

楽器で音を出さなくてもできる練習方法3選

どうも。ヤマザキです。

世界中で新型コロナウィルスが流行し、自粛生活を余儀なくされて近隣との騒音トラブルになってしまうから楽器が吹けないという方も少なくないと思います。

なので今回は音を出さなくてもできる練習について話していこうと思います。

 

1.楽器を用意して指、フォームの確認

指の確認、アンブシュアの確認ができ、音を出さないのでそちらに集中して練習ができます。取り組んでいる曲があれば、好きな音源を流しながら練習するとより効果があると思います。

また息の流れやタンギング等も確認したいのであればリードを下に設置して(下の写真のように)振動しないようにすればそちらの確認もできます。(ただし抵抗感が音を出している時に比べ、なくなるので息は持たなくなるので注意)

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2.好きな奏者を見つけその音源を聴く

自分の中の音色や歌い方の引き出しを増やすことができるます。

例えば指導者、指揮者等に「もっと柔らかい音で」と要求されたとしましょう。しかしその「柔らかい音」を知らなければ自分で出すことはできませんよね。

特に音色が良くならないと悩んでいる人、楽器始めたての人はこちらを実践していただくと効果的かと思います。

 


3.声に出して歌う

ピッチの確認、音感トレーニングかできます。

木管楽器は指だけを覚えてしまえば音が出ると思われがちですが、実はそうではありません。

もちろんドの運指、レの運指というのはありますが、ドの運指で息を入れたらドに近い音がなります。

それを確実にドの音にするためには自分に音感がなければなりません。

極端な話ですが音感がなければドの運指からラが鳴っていても気づきません。

自分が出している音と想像している音を一致させていく必要があります。

こちらを鍛えるには鍵盤を用いて歌うという練習が効果的です。

以下練習方法です。

まず鍵盤を弾いて音を聴いてそのあと歌う。

まずはこれを繰り返し、慣れてきたら歌ってから鍵盤を弾き自分が歌った音と鍵盤の音が合っているかを確認する。(歌う時は必ずしも音名でなくても良い)

鍵盤がないという方はiPhoneを持っているならGarageBandというアプリを用いると良いですよ。

 

以上、楽器で音を出さなくてもできる練習方法でした。

意外と効果的なので、練習に取り組めていない方はぜひやってみて下さい。